マテリアル・エネルギー・ライフスタイル
という3つのテーマを軸に、春夏秋冬の年4回、木曽川流域体感ツアーを開催しています。
下流に暮らす私たちが上流のものづくりを体感し、また普段感じることのできない
木曽川流域の木の文化を支え続けている、自然の恩恵や木と水の力を再発見する喜びを味わいませんか?
木曽川流域の山・森林の現状を知っていただくために、流域周辺に点在する針葉樹林が広がる天然林や人工林を、森を知り尽くしたガイドの方と共に散策して頂きます。木曽川の源流や樹齢500年を超える大木に触れたり、普段感じることのできない大自然の恩恵や木と水の力を再発見できる喜びを体感して頂きます。
森林環境(森の健康)を維持するために、定期的に木を選んで間引きする作業である「間伐」作業や、河川環境の維持にとって大切ダムなどの見学を行います。また「木曽川流域の恵みを活かしたものづくり」の現場見学として、歴史ある酒蔵や岩魚の里、原木椎茸の栽培所といった、食にまつわる現場にもお邪魔します。
木の家を建てるために重要となる構造材のプレカット工場や、天井、壁、床、棚、階段といった家内部にひつよな部材である造作材の加工工場にもお邪魔します。綺麗な工場内で最新鋭の機械によって、丸太状の木から構造材や各種造作材ができるまでの工程をじっくりと見学することができます。
「お皿、お箸、椅子、タンス、桶、木のお風呂」などといった様々な木材・木工製品の現場、また、再生自然エネルギーのバイオマス燃料として注目を集めつつある「ペレット」や薪ストーブの燃料となる「薪」の製造工場、そして、木の葉や枝材から水蒸気蒸留法で抽出した森のアロマ(精油)を精製する工場なども見学します。