再生

ライブサイクル

森林活用から森林活性を目指す意義ある取り組み
木曽川流域の「木」を、生活を支える「材」へ

森の木は、間伐する(=手を入れる)ことで成長し、伐採後木材になります。その木材が下流に運ばれ、さまざまに加工され私たちの住まいや暮らしの資材に。それと同時に植林をすることで、再び生産が可能となります。いわば、再生産可能・持続可能な資源。また、木を有効に使い、流域内での産業・事業が活発化することは、 I森林再生.水源環境の保全jにもつながり、自然に経済とが両輪で循環するシステム=LIVE CYCLEが生まれます。

私たちは、地域木材としての木曽川流域材活用を基盤に、木材供給と再生の資源を循環する仕組みを作り上げ、豊かな暮らしを未来へとつなげる活動を推進していきます。

ライブサイクル

下刈り

木材生産や森林保全を目的として木を植えることです。森林保全の中には、地盤の安定化、水資源の確保、生態系の保全、防風、防砂といったさまざまな目的が含まれます。

下刈り

小さい苗木を保護するために雑草木を刈取ることです。造林したばかりの小さい林木は雑草木におおわれて生長が妨げられたり、枯れてしまうことがあるので、雑草木を除去する必要があります。

下刈り

混みあった森林から曲がったり弱ったりしているスギやヒノキなどの針葉樹を抜きぎり、 森林の中を明るく保ち、 真っ直ぐ育てる為に必要な作業です。間伐を行わない森林では樹木の生長がにぶく、根を張ることも難しくなります。

下刈り

間伐材や端材、木の皮などは、ストーブの燃料(ペレットや薪)などのエネルギー商品として活用され、また枝や葉などは、生活雑貨、家具、アロマ製品などの商品として徹底活用されます。

下刈り

木は植林してから40年〜60年で、住宅をはじめとした建築木材用の資材として活用できる最適な大きさに生長します。そのため建築資材として活用するべく、そのような立木を伐採する作業を主伐といいます。

下刈り

主となる木の幹は、住宅をはじめとした木造建築の資材(構造材・内装材・外装材など)として活用されます。また、端材、木の皮、枝、葉などは間伐材同様、さまざまな商品として徹底活用されます。