上流の恵みを感じ、自然・文化・産業の再生を担い、
豊かなライフスタイルを提案する、木材の新しい地産地消のブランドです。
木曽川流域材を使用することは、
流域の自然・文化・産業を守り、恵み豊かなライフスタイルを実現します。
木曽川流域の森林は、全国でも特に優れた良材の採れる地域として珍重され、その資源は徳川の時代から先人たちの努力によって上手に利用されてきました。
産出された木材は木曽川を使って下流に運ばれていました。木曽川は“木の道”だったのです。上流の豊富な資源が、尾張・名古屋の数多くの人々の生活を支え、またそれが上流の産業を活性化させていました。“木曽川流域材”を使うことで、そのような古来からの自然な交流文化を継承していくことが出来るのです。
木曽川流域には、55万haもの森林が広がっています。木の蓄積量は、6,375万㎡にもなります。これは、一戸建ての木造住宅255万棟に相当します。森林は“眠れる地上資源”なのです。また、木は光と二酸化炭素を吸収して成長し、森の蓄積量は毎年増加しています。特に、適切な利用・管理された人工林は、大きな成長量をほこります。人工林の木材資源は、毎年“利息”のつく森の“在庫”といえます。
森林はさまざまな機能を発揮してくれます。
例えば、地球温暖化の原因と言われる二酸化炭素の吸収、土砂災害の防止など、さまざまな役割を果たしています。
その恩恵を享受するには、木を積極的に利用し、森林を健全な状態に保つことが必要です。
木曽川流域材は、国産材でも県材でもない、新しい地産地消のブランドです。家の構造材はもちろんのこと、内装材や外装材、建具や家具、燃料、水、食材・・・といったさまざまなアイテムを通して、これからのライフスタイル自体を提案します。
自然や川の恵み、上下流間のヒト・モノ・産業のつながり、また土地や歴史の豊かさを感じられる生活をサポートします。