去る、2015年10月17日〜18日の２日間に渡って開催された「木曽川流域暮らしの感謝祭」に現れた、巨大木造トラス空間（構造材）の秘密に迫ります。

この巨大トラスは、木材（木曽川流域材）の長所を最大限に引き立て短所を適宣に補うことで、耐震性、耐久性等の品質が向上しています。構造性能は、木造校舎の構造設計標準にもとづくことで一定の構造性能が担保されており、60cmの積雪にも耐えることが可能です。

今まではこれくらいの規模の建物ですと鉄骨でつくるのが主だったのですが、今後この巨大トラスが木造で住宅や店舗の大空間を可能にしていくことでしょう。従来の工法では柱や梁が多く圧迫感を感じますが、新しい工法を用いることでスッキリとした空間を実現しており、今後一層可能性は広がっていきます。

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